・関西のジムで上級者にオススメのBest10を紹介
・地域は大阪、京都、兵庫、滋賀
・主観的なランキングなので参考程度に
※今まで訪れたことのあるクライミングジムからセレクトしています。
※過去のランキングはRanking&Featureからご覧になってください。
Ranking Best 10
第1位 Siesta 吉田店

クライミングジムチェーン、 Siesta系列店。
第1位にランクイン。
大阪、吉田駅から徒歩10~15分程度。住宅街の中で、駅から歩くと場所は少し分かりづらい。 大阪府内の上級者向け高難度ジムの1つ。 グレードも辛め。基本的に壁は全てMonthly。壁の角度も満遍なく揃っているため、強度の高いトレーニングが積める。訪れると大抵どこかの壁はホールドの付け替え中。他店よりもサイクルが早いイメージで、お客さんを飽きさせない。通う人も強者が多く、いつ行っても何人かは初段クラスの人がいるイメージ。物販も関西の中ではかなり充実。一日中いても飽きないジム。
中級者~上級者向け。
第2位 KO-WALL 滋賀ボルダー店

クライミングチェーン、KO-WALL 系列店。
第2位にランクイン。
滋賀県最難のジム。クラシカルなホールドと課題、アングラと同等以上の圧倒的な難易度が持ち味。関東でいうとProjectチックなジム。スタティックムーブを磨き、強くなるならここ。ただし、ランジやコーディネーション系は別のジム(ロックメイト大津やグッぼる等)で鍛える必要がある。1位のSiestaとは異なり、ホールド替えは年1回程度。そのため、じっくりと1つの課題に打ち込める昔ながらのスタイルのジム。客層としては若者は少ない印象だが、キッズもおり、年配の方もアドバイスしてくれるような温かな雰囲気。
ジムの場所は駅から離れているので時間のあるときに訪れてみよう。
中級者~上級者にオススメ。
第3位 Luvrock

第3位にランクイン。
四つ橋線 住之江公園駅から徒歩5~10分
南海本線 住ノ江駅から徒歩15~20分
Monthly主体のジム。 基本的に上級者用のMonthlyは左側。右は初心者や各種レッスン用の壁。壁の高さ、角度ともに大阪の中では 1、2を争う。3段以上の激ムズの課題は東京のジムと比べて少ないが、1級から初段レベルの課題はかなり充実している。お客さんとの交流も大切にしていて、TSUNAGARU市場や初心者・キッズ用レッスンも定期的に行われている。年によって形式やルールが異なるコンペも開催される。
初心者~上級者まで楽しめる良ジム。
Luvrock―紹介記事
第4位 Crux 大阪店

第4位にランクイン。
個性ある壁と強度が高い課題、そして藤脇祐二君(現、井上祐二)が奥さんと出会った場所としても有名。グレードもV8まであり、 東京の荻パンなどとも難易度はひけをとらない。ムーンボードも設置されている。京都店とは異なり、リード壁もあるのでボルダラーでなくとも楽しめる。 また、こちらはアンダーグラウンド感は欠片もない。 2Fの天井から吊り下がっている名物の巨大ウォールは圧巻。他にはない立体的な課題を存分に味わえる。
中級者以上の方にオススメ。
Crux 大阪-紹介記事
第5位 Minorite

第5位にランクイン。
南海高野線 北野田駅から徒歩10~15分。大阪の中心から少し外れた場所にあるオシャレな隠れ家的ジム。ここもSiestaと同じくかなり強度の高い課題が楽しめる。また、個人的には3位のLuvrockよりも課題の強度は上な気がする。こちらもMonthly主体。ホールドの配置やカラーリングにセンスを感じる。比較的新しいジムで内装もキレイ目。また、関西には珍しくしっかりとしたスラブ壁もある。決して広くはないが、 1日いても飽きないジム。
初心者から上級者までオススメ。
Minorite―紹介記事
第6位 Crux 京都店(2022年に閉店)

クライミングジムチェーン Crux系列店。
第6位にランクイン。
京都駅からかなり近いジム。しかし、場所はかなり分かりづらい笑。BJC等のコンペで活躍した清水淳がスタッフ。こちらも8DXの会場によくなっている。 多少強度は落ちるが京都版アングラ。雰囲気的にはこっちの方が アンダーグラウンド笑。壁の形状が面白く、強度もかなり高い。課題もインパクトが強く、種類としては昔ながらのスタティックな課題が多かった印象。 店内が少し薄暗いこともあり、かなり熱中できた。個人的にはまた行きたいジムの一つ。初心者や女の子を連れていくには 少しハードルが高いかもしれない笑。チョイ悪な雰囲気のジム。
中級者以上の人にオススメ。
余力があれば京都観光の帰りに寄ってみることをお勧めする。
Crux 京都店‐紹介記事
第7位 ナカガイクライミングジム 橿原店

関西のクライミングチェーン、ナカガイクライミングジム系列店。
第7位にランクイン。
田舎の道場的なジム。コンペ壁は東京のBOULDERSと似たような色彩。しかしそこよりは少し狭い。課題は強度が高く練られたものが多く、クライマーなら誰でも楽しめる。壁やホールドも古そうなジム外観の割にはフレッシュな印象を受けた。料金設定もお得で、特に平日昼間や金曜日には、男女関係なく他のジムにはない割引価格でクライミングが可能。
奈良県観光で近くに行った人は是非。
初中級者~上級者にオススメ。
ナカガイクライミングジム 橿原店
第8位 グッぼるボルダリングCafe

第8位にランクイン。
滋賀県の中ではかなり駅近の部類なので、遠征でふらっと寄るには丁度良い立地。
ゆるっとしたジム名とは裏腹に、強度高めなMonthly課題には苦戦必至。また、各Monthly課題のうち最難の課題はテープ課題として保存される習わしがあり、貯まっている課題の多さに上級者でも満腹になってしまうほど。ジム内にはMoonboardやキャンパコーナーもあるので、Monthly課題打ち込み後も自身の腕を追い込める。ついでに紹介しておくと、通販の品揃えもかなり多いのでオススメである。また、YouTubeチャンネルにはグッズ紹介やトレーニング動画等が精力的にUPされているためご覧になってみてはどうだろうか。
初心者から上級者まで密度の濃いクライミングを楽しみたい方に。
グッぼるボルダリングCafe -紹介記事
第9位 ロックメイト滋賀大津店

クライミングジムチェーン、 ロックメイト系列店。
第9位にランクイン。
琵琶湖のほとりに立地。遠征組は最寄りの駅からジムの近くにあるイオンモールまでバスが出ているのでそれを利用しよう。 このジムの特徴は国内最大級の床面積。壁も高めで、コンペシーンで必要な様々なトレーニングが積める。また、関西のBLoCとも呼ばれる8DXの会場にもなっている。 2階の休憩スペースでは階下の壁群が一望でき、ソファなどもあり、お洒落で開放的な雰囲気。店内も清潔感があり、ファミリーやカップルで来ても楽しい。
初心者から上級者まで一日中思い切り楽しめるジム。
琵琶湖観光や滋賀県に就職する人にオススメ。
ロックメイト滋賀大津店-紹介記事
第10位 ロックメイト松井山手店

クライミングジムチェーン ロックメイト系列店。
第10位にランクイン。
2018年12月にできたばかりのキレイなジム。松井山手駅から徒歩5分程度とかなり近く、ショッピングモール2Fに立地している。京都駅からもバスで1本で行ける。系列の滋賀店ほど広くはないが、テナントにしては天井もそこそこ高く、店内クライミングエリアは全面人工芝で清潔感も◎。グレード感は少し落ちるが、雰囲気的には関西版のミニ荻パンという印象。課題は1つのグレードでも難度に割と幅があったが、私が訪れた際は店内中央の強傾斜が一番難易度が高く、保持系とボテ系のホールドがバランスよく散りばめられており非常に楽しめた。
雰囲気や周りの店舗的に初心者や女性も気軽に入りやすいジム。
Rockmate 松井山手店-紹介記事
あとがき
2019~2020年度にかけて、関西圏でもコロナの影響でB-PUMP大阪やGravity ResearchなんばB、Gravity Research神戸等のジムが惜しまれながら閉店していきました。東京圏とは異なり、ジム数がそれほど多くはない地域のため、ホームジム難民になった方も多いかと思います。2025年には大阪万博が予定されているので、それまでにまたスポーツ需要が持ち直して新しいジムが生まれ出ることを願っています。私の勤めている会社の本社も大阪にあるので、出張のついでにまだ訪れていないジムにも行ってみたいと思っています。
次回更新は2022年4月になります。
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