2019年は1月の同棲から始まり、3月の知財検定3級、引継ぎで仕事量が増えた4月、10連休GWの5月、出張続きだった6, 7月、エネルギー管理士試験を受験した8月、トントン拍子で異動が決まった9, 10月、大阪→神奈川への異動して新しい業務が始まった11月、私生活も充実し始めて、昇格試験もあった12月、、、初めてのことだらけの1年でした。そんな中で色々気づいたり思うところもあったので、つらつらと書いていこうと思います。
自由時間・継続
まずは今年のクライミングについて振り返ろうと思います。
ピークは2019年2月の8DX CUPのMasterクラスで優勝した時(1Qは一撃、1Dもワンデイレベル)で、そこから社会人2年目になって仕事量が増えたり、彼女との同棲の関係で平日夜にクライミングや筋トレに割ける時間が減り、徐々に実力が下降して1Qワンデイレベルまで落ちてしまいました。
しかし、幸運なことに9月からは仕事が落ち着いてきて練習時間を増やせるようになりました。また、11月からは異動で職場が変わり、定時も17:45→16:30になって、夜の自由時間が増え、再び持ち直して復活の兆しが見えてきました。現在はまた1Q一撃レベルまで戻りつつあります。
短期間で以前の実力に戻せてきているのは、
①練習に割く時間が取れない時期でも短時間でもコンスタントに登り続けたこと
②体重が増えて登れるグレードが落ちてもめげずに登り続けたこと
③東京圏のクライミング環境が素晴らしい(夜23時までやってる、ジム数が多い)
おかげだと思っています。
平日夜の自由時間が増えること、そして継続して登り続けることが、クライミング活動にとっていかに貴重なのかを痛感した1年でした。
体重・ランニング
次にクライミングと体重の話に移ります。
私の高校生時代のBEST体重は58kgでした(当時2008年)。現在の身長は175cm前後と昔とさほど変わってませんが、2018年4月に社会人になってから、飲み会やホテル暮らしやらでいつの間にか体重が70kgを超えていました。すると、高校時代のノリで週4くらいでクライミングをしていると体に悪影響が出ることが分かり始めました。
慢性的な関節痛、2018年後半に約半年間引きずったパキり、クライミング成長率の低下、疲労による仕事への集中力低下…などなど。今思い返すと色々とヤバかったです。理由として、体重が増えたことにより指関節や指皮、そして筋肉への負担が増え、疲労蓄積度や筋肉・指皮回復が1日程度のレストでは追いつかなくなったためだと考えています。
現在は、1日登ったら2日レストというローテーションが最適という結論に至っています。レスト1日目は指筋以外の筋トレ、2日目は軽いランニングだけしてコンディションを整えています。年齢や体重に向き合ってクライミングを続けることが重要であることを改めて実感しました。ただ、体幹を継続的に鍛えられる時間や余裕があれば、その分、指や筋肉の負担を減らせるので練習時間を増やせる可能性はあります(週3とか)。
また、一般的に、体重を減らす有力な手段としては、食事制限とともに「走ること」が挙げられると思います。2018年秋頃、私は消費カロリー量の多い長距離(10km程度)を大体1日おきに走っていました。しかし、長距離を走り続けていると内臓や足に過大な負担がかかり、下痢や疲労など、むしろ体調を崩してしまうことが多くなってしまいました。
そんな時、休養の意味も込めて今までの考え方を変え、走行距離を2~3km程度に抑え始めました。勿論、消費カロリーも少ないので体重減少効果はあまり見込まれません。しかし、走った翌日にいざクライミングをしてみると、体が軽いというか、よく体幹が効くといったようなパフォーマンス向上効果を感じられました。しかもその効果は10kmラン時とそんなに変わりませんでした。
理由としては、ランニングは脂肪燃焼のための有酸素運動というだけでなく、全身運動でもあるためクライミングでついた筋肉をほぐしたり、なじませたりすることで身体操作を最適化してくれるからなのかなと考えています。個人的には後者は比較的短いランでも効果が表れやすそうだと感じています。なので、仕事や私生活が忙しい時などは、無理に長距離を目標にするのではなく、短距離からでも走り始めること、続けることが長期的なパフォーマンス向上の助けになるのかなと思います。
最高グレード
最高グレードについてですが、私は30歳までに5Dレベルの実力をつけることを目標としています。しかし、2019年はそういう意味では少しロスしてしまった1年でした。当初は外岩の2D~3Dくらいあるジムグレード1Dくらいは最低限ワンデイ、余裕があれば1撃できる程度の実力をつける予定でしたが、そこまで至れませんでした。現在は異動により、平日夜の自由時間も大阪にいた時より1.5~2h程度増えたので、2020年は日々の体幹・筋トレも再開して自力を上げていきたいです。
※年末の弛んだ気持ちで言い訳がましいこと書いてたので修正しました。
2020年の抱負
これからのクライミング業界の動向ですが、2020年8月の東京オリンピックを控え、人気もおそらくピークを迎えると思われます。TV中継やインターネットを通じて、クライミングジムには初心者やこれから始めようとする人、そして次世代のユース、ジュニア層がこれまで以上に多く来店することが予想できます。そういった人達の前でみっともない登りはしたくないし、手本にしたい、目指したいと思える登りを見せたいと思っています。そういった意味で2020年のクライミングの抱負としては以下の①~⑩を考えています(暫定)。
①一般的なジムの1Dをワンデイ
②ロッキー最高RPグレード2D
③ジム新規開拓100店舗達成(現在81店舗)
④外岩活動再開
⑤海外のジムを訪問(オーストリア)
⑥TNFC予選通過(Division3 or 2)
⑦東京圏のジムのコンペに参加
⑧ファッションをもうちょいマシにする
⑨クライミングを大勢の人に体験してもらう
⑩ブログの内容を濃くする
それではよいお年を。
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