お久しぶりです、管理人です。今年は(クライミング以外の面で)稀に見る激動の年でしたが、何とか生き残っています。
月日が流れるのは早いもので、このサイトができてからはや約6年になりました。雑記ブログから始まり、これまで色々な記事を書いて参りましたが、クライミングジムの紹介記事やオススメランキング記事などのアクセス数を見ると、非常に多くのクライマーさんに目を通していただけているようで嬉しい限りです。
一方で1点お知らせがあり、私の方で3年以上前の古い記事は検索エンジンにインデックスされないような設定に変えさせていただきました。そのうち時間差で反映されると思います(記事は消さないが検索結果に表示されなくなるということ)。理由として、皆さんが知りたいのは最新の情報であり、私の個人的主観が書かれた昔の記事がいつまでもGoogle検索結果の上位に載っていても仕方がないと思ったのと、今はSNS等でタイムリーに最新情報を入手できるためです。
また、今年1年は多忙だったこともあり、なかなかサイトの更新やジム遠征等ができず、ほったらかしで申し訳ありません。トップページで不具合を起こしていたFeedリンクや、更新頻度が落ちているYoutubeチャンネルは刷新させていただきました。ジム遠征については、不摂生による体重増加や指関節の故障等も重なってコンディションが悪かったのもあり暫く控えていましたが、回復したらそのうちまた行きたいなと思っています。
スポーツクライミングは2008年に私が競技を始めた頃はまだ誰も知らないようなマイナーな競技でしたが、協会関係者やスポンサー企業の方々、ジム経営者、セッター、スタッフ、学校教員等の皆様の尽力もあり、この16年で競技人口やジムの数はうなぎ登りに増え、競技の知名度も飛躍的に向上しました。
東京オリンピックやパリオリンピックがきっかけでは勿論あるのですが、そこに至るまでのInstagram、X、ブログ、Youtube、Online Observation、Satellite等によるクライミング界の積極的な情報発信やIT技術向上努力の成果も大きいと思っています。今では若者を中心にほとんどの人が競技について認知しており、堂々と競技名を名乗れる社会になってきました。有名選手もTVやメディア出演するようになり、近代スポーツとしての地位も徐々に確立してきているように感じています。
これだけ競技の知名度が上がれば、少し寂しいですが本サイトの存在意義も薄れていってくれるかなと期待しています。クライミング業界はこれまでどちらかといえば村社会で、一部のコミュニティ内や人の集まる首都圏でしか情報共有・発信されていませんでしたが、これからはどの県で生まれようが、日本人なら誰でも気軽にクライミングに出会え、必要な情報が入手できる環境が、もうすぐそこまで来ているのだと強く感じています。
私も30歳を過ぎ、10代20代と比べて徐々に体の衰えを感じてきてはいますが、クライミングは年齢性別関係なく、一生楽しめるスポーツだと思っていますので、これからも全力で楽しんでいきたいと思います。引き続き、本サイトを宜しくお願いいたします。
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