SatelliteのRate機能の追加について

Climbing News
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※画像はSatelliteの画面をスクリーンショットしたものを載せています。

先日、Satelliteの公式SNSからRate機能のリリースのお知らせがありました。Rate機能とは凄く端的に言うと、各クライミングジムの課題の難易度を数値化し、また、自分のクライミング能力も数値化できるという凄い機能です。

Satelliteは、旧Satellite Rockyアプリリリース当初から、全国のジムの課題を可視化し登れたかどうかをクライマー同士で競わせるという点で、業界の課題の一つを解決した大きな衝撃がありましたが、今回のRate機能のリリースはそれ以上の衝撃でした。

なぜなら、ようやく長年に渡る業界の課題であったクライミングジム間のグレード議論に終止符が打たれることになるからです。勿論、今後もRate算出における多少の計算方式の改良はあるかと思いますが、現段階でもある程度確からしいデータになっていました(サブスク購入&確認済)。

例として、横パンと荻パンの1DのRateの画像を貼っておきます。体感ですが、レートが50違うと0.5グレード違うイメージです。荻パンのグレードが辛いのがよく分かりますね。

開発者の方々は本当にお疲れ様でした。Rate機能は有料に値する素晴らしいサービスだと思います。本ブログではこれまで通り一個人の見解としてのジム紹介記事等を作成していきますが、私が2020年に作成したジムグレード番付のような物議を醸しそうな記事はRate機能のリリースにより、今後作る必要が無くなり、安心しました。

正直、当初は煽り口調でクライミング界の問題を提起する記事を無料公開すること自体、非常に勇気のいることでしたが、数年越しに上手い形で実装いただいたことに深く感謝申し上げます(2020年以前から業界の問題ではありましたが)。

これからもクライミングの大衆化・現代化を妨げている課題を一つずつ解決していっていただきたいです。

ちなみに、私のRateは1300台でした(約5000人中、200番台)。なので、全国のクライマーのうち上位10%以内には入っているようですが、1400を超えれるよう引き続き気長に頑張りたいですね。

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