11月4日。
春日部でのエナ魂に続いて、葛西でのロックランズの9周年コンペ、Rock festivalに参加。いつも通り マスタークラスで応募。
人数が少ないため、予選→決勝の流れ。
しかし、前日にホームページを見てたら、一番上のオープンクラスの参加人数が少なく、マスタークラスと合同になるとのこと。試合の課題は登る人のグレード層によって決まるため、オープンクラスが加わることにより参加者の平均グレードが上昇する。これにより課題が全体的に難しくなることが予想される。
本日の朝。
多少の筋肉痛は残っていたものの、体調自体はそこそこ良い。昨日のコンペのおかげで体の可動域も広くなっている。やれそうだ。
ロックランズは初めて訪れたが、駅から比較的近く、内装も小綺麗なジムだった。都会のジムとしては珍しくビル4F建て。基本的にはリード中心で、壁は1~4Fまで吹き抜けの構造になっている。
今回の大会は4Fのボルダリングエリアで開催。そこの休憩スペースは高所からの景色が楽しめるカフェテリア様式になっている。
辺りの参加メンバーを見渡すと、昨日エナ魂2018のオープンクラスに参加していた強者達がちらほら。
しかし同じクラスで戦う以上、格上相手に臆している暇はない。全力を尽くすのみ。

Result
予選
全7課題、制限時間60分。
順位 : 不明(後日)
結果 : 4完登4ゾーン(4T4Z)
決勝進出ライン : 4T4Z
7つの課題のうち、
3~2Q+が4つ、1Q+が1つ、1Dが2つという内容。ある意味予想通り。結果としては、最初の4つは35分残しで余裕で完登。そして1Q+の核心を超えれそうなときにタイムアップ。悔しい終わりかた。
しかし、上位層に食い込むにはあと1~2Tと1Zは必要だった。やはり厳しい。
決勝
決勝開始が19時からのため、大阪に戻れなくなるので棄権。
来年は有給とってまたリベンジしたい。
Summary
次のコンペはどのジムで開催されるのだろうか。この2日で多くの人とセッションし、クライミングが本当に楽しいと感じることができるようになりつつある。
近場に通うジムがなく、先輩もキャリアは半年だけ。同期は塾や勉強を優先し練習量が少ない(当たり前ではあるが。)、そんな環境でほぼ独学でクライミング上達を目指した高校時代。結果的には県で個人3~4位くらいまで上り詰めたが、今思えばスーパーミドルクラスでトップ程度の実力だったのだろう。さらに言えば、ただ単に競技人口の母数が少ないから目立っていたのであって本質的には実力がない状態であったことに後から気づいた。
学業優先のため、環境的に強くなれないと分かっていながら力を落とさないように義務的にクライミングを行っていた大学・大学院時代。それでも多くのベテランの方と出会い、細かな技術を教えていただいたり、自然の岩場での経験もできた。練習量的な理由からコンペにはあまり参加しなかったが、クライミングライフ、クライミングスタイルの地盤は固まった。
この2つの辛く長かった10年間を超え、社会人になった私はまさしく自由であり、強くなるための努力や工夫はいくらでもできるようになっている。行きたい系統のジムならどこまでも行けるし、有給を使って数日間籠ることもできる。この2日間を通して、これからもっと多くのコンペに参加して人脈を広げ、経験値を積み、オープン以上のクラスの方達と対等以上に渡り合いたいとも思うようになった。
近年ではクライミング競技人口も増え、以前のように勝てることは少なくなった。年齢的にも全力でエネルギーを注げるのはあと10年であろう。その中でも今後良い結果が残せるよう1日1日を大切にして精進していきたい。
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